ノートPC×2台を1台分のスペースに置く方法:PCトレイで省スペースを実現

2階建てPC

筆者の仕事用ノートPCは2台ある。

机の上にノートPCを2台置くと、当たり前だが、机の上は狭くなる。

机の上に置くのは、PCだけではない。キーボードにマウス、紙の資料や文房具も置く。だから、机は余計に狭くなる。

もっと広い机が欲しい!

となるが、机を広くするのは、簡単ではない。

そこで、今回は筆者のように「机の上を、少しでも広く使いたい!」という人向け。

モニターアーム + PCトレイ を使って、机の上に、2台のノートPCを1台分のスペースに置く方法を紹介したいと思う。

狭い土地を有効利用するには?

限られた面積の土地を、有効利用するにはどうするか?

答えは簡単。2階、3階と、高層化すればよい。

高層化すれば、同じ土地でも床面積が増える。床面積が増えれば、それだけたくさんのモノが置けるようになる。

つまり、机という限られた土地の上に、2階建ての建物を建てればよいのだ。

そして、1階と2階、それぞれにノートPCを置けばよい

問題はその方法。

2階建てのために、机の上に棚を作ってしまったら、下の絵のように棚柱が邪魔になってしまう。

PCの二階建てイメージ

PCがなくなり、机は広くなった!

柱の要らない2階、つまり、棚柱のない2階を作ることができれば、机の上はスッキリする。

そんなことはできるのだろうか?

できるんだな、これが。

その写真がこちら。

まるで宙に浮いてるでしょ?(笑)

1階と2階、それぞれにノートPCを置いた状態がこちら。

1階のPCは使わないとき、収納してしまえば、広々としたスペースを確保できる。

2階のPCは置いたままだが、1階はものを置かなければ、とても広くなるのだ。

机の上が広くなれば、心も広くなる。心が広くなれば、いい仕事ができるというもの。

さあ、PCの2階建てへ!

PCは宙へ浮かせろ!
机の上が広くなる!
見た目も広々してスッキリ!

モニターアームにPCを載せる方法(2階部分の作成)

この「宙に浮くPC」を実現しているのが、

モニターアーム + PCトレイ

である。その方法は以下。使用したガジェットは、アフェリエイトとして載せておく。

1. ディスプレイスタンドを机の上に立てる

モニターアームの土台となる、ディスプレイスタンドを机の上に設置する。

筆者が購入したディスプレイスタンドは、こちらのsuptek ディスプレイスタンド


この suptek ディスプレイスタンド は、2本のポールをネジ回しの要領で繋げ、長さ80cmのロングポールにする
(結合しなければ、半分の長さ40cmのポールとなる)。

suptek ディスプレイスタンドの特長は、ポールの継ぎ目に段差がないこと。

継ぎ目に段差ができてしまうと、見た目が良くないだけでなく、モニターアームを上下に移動する時に引っかかってしまう。

ロングポールのディスプレイスタンドを選ぶなら、継ぎ目の凸凹がないものを選ぼう。

モニターアーム + PCトレイだけなら、ロングポールは必要ない。
しかし筆者の場合、モニターアーム棚 + 有孔ボード による吊り下げ収納も欲しかったので、ロングポールを選んだ。

モニターアーム棚 + 有孔ボード の記事はこちら。↓
有孔ボード【ぶら下げ収納】ガジェットを素早く取り出せ!

2. PCトレイを準備する

ノートPCを置くための、PCトレイを準備する。

筆者が使用したのは、「ACCURTEK ラップトップホルダー」という製品。

A4サイズのノートPCを載せたとき、トレイの縁がPCよりもはみ出てしまうのが嫌だったので、小さめサイズのPCトレイを探したら、この製品に行き着いた。

トレイの両サイドには、PCを固定するためのアーム(横向きに伸縮可能)があるので、不安定な2階に置いたPCをしっかりとホールドしてくれる。放熱のためのスリットも空いているので、PCの冷却にも良いはず。


3. PCトレイにVESAプレートを取り付ける

PCトレイに付属しているVESAプレートを、付属のネジとナットで、トレイに取り付ける。

この後、このVESAプレートをモニターアームの先端に取り付け、PCトレイをモニターアームに固定する。

4. モニターアームをスタンドに取り付ける

ディスプレイスタンド(ポール)に、モニターアームを取り付ける。

この時のモニターアームの高さは適当でよい。
高さ調節は、この後、モニターアームにPCトレイを載せた状態で行うため、この時点の高さは気にしなくていい。

5. モニターアームにPCトレイを装着

モニターアームの先端に、PCトレイを取り付ける。

PCトレイを取り付けたら、モニターアームを上下に動かし、高さを調整する。

A4サイズのノートPCなら、高さは24~28cm(筆者所有のThinkPad Xシリーズの場合)。

【PCトレイを設置する高さ】
ノートPCの蓋(ディスプレイ)の上端が、
PCトレイを固定しているVESAプレートに、当たらないくらい

2階(PCトレイ)の高さを決めて、モニターアームをしっかり固定したら、完成。

PCトレイにノートPCを載せる

PCトレイにノートPCを載せ、椅子に座った位置から見たところ。

立ち上がって、上から見たところ。

ノートPCの背面側を見たところ。

モニターアームに取り付けたPCトレイは、前後左右に自由に動かせる

だから、PCの向きや、自分との距離を、いつでも自由に変えられるのだ。

まとめ

  • 「二階建て」にすれば、1台分のスペースに2台のノートPCを置ける。
  • ノートPCを「二階建て」にする道具は、モニターアーム + PCトレイ。

ノートPCへの配線は?

PCトレイに置いたノートPCには、実は、様々なガジェットが接続されている。

電源ケーブルはもちろん、外部ディスプレイ 、有線LAN、Webカメラ、無線キーボード/マウス用のドングルなど、筆者の生産性向上に欠かせない様々なガジェットが、ケーブルを経由して接続されている。

しかし、上の写真の通り、ノートPCに接続されているケーブルは、ほとんど見えない

ケーブルを見せない工夫も、「宙に浮くPC」の大事な要素なのだ。

次回は、PCトレイ上のノートPCに、如何にしてケーブルを隠しながらケーブルを配線するか、その方法を紹介する。

【続編】【Anker 364】最高のUSB-Cハブで接続の時短!

ロングポール モニターアーム(Suptek ディスプレイスタンド)


PCトレイ(ACCURTEK ラップトップホルダー)


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