ウルトラワイドモニター:パワーポイント作成に最適なディスプレイ
PCモニターは、高解像度の4Kと、横長のウルトラワイド(UW)、どちらを選ぶべきだろうか?
筆者は悩んだ末、ウルトラワイドモニター(ウルトラワイドディスプレイ)を購入した。実際使ってみて、筆者の使い方の場合はUWが正しい選択だったと確信を持って言える。
今回は、筆者がAmazonセールで購入した29インチ・ウルトラワイドモニター”29WL500-B”のレビューである。4KとUWのどちらのPCモニターを購入するか、悩んでいる人の参考になれば幸いである。
新しいディスプレイが欲しい!
三菱製ディスプレイは滅んでいた
筆者が長年愛用している液晶ディスプレイは、三菱電機製の23インチワイド型「Diamondcrysta RDT231WLM-S」である。
仕事にプライベートにと、毎日大活躍してくれている。FHD(1920×1080)の解像度は仕事をするのに十分で、調子が悪いということもない。
しかし、さすがに旧い仕様なので、
- 視野角が狭く画面を斜めから見ると見えない
- モニターアームを着けたくてもVESA規格※に対応していないから着けられない
- LEDバックライトではないため、発熱量が多く、夏場は部屋の温度を上昇させる
など、旧いゆえに不満がないわけではなかった。
どのくらい昔に買ったのか覚えていないので、販売開始年をネットで調べたら「2009年」だった。
1年落ちで買っていたとしても、実に13年以上も使っていることになる! これはそろそろ買い替え時だろう。
三菱製ディスプレイはたいへん気に入っているので、次も購入したいが、今はもう購入できない。
なぜなら、三菱電機は不採算を理由に2013年に個人向け液晶ディスプレイ事業から撤退することを発表しており、2023年現在、市場からは完全に消え去っていたためだ。
「撤退上手」と言われる三菱電機らしい選択と集中であるが、市場から退いたのは三菱電機だけではない。
液晶ディスプレイだけでなく、携帯電話も半導体もリチウムイオンバッテリーも、かつて日本が得意としていた電子機器は、今や中国・韓国にすっかり市場を奪われてしまった。。。
悲しいことであるが、新しいPCモニターを買いたければ、韓国や台湾など外国製を求めるしかなさそうである。
※VESA規格:液晶ディスプレイをモニターアームに取り付ける金具について定めた国際標準規格。2009年当時はそんなものは存在していなかったと思う。
リモートワーカーがディスプレイに求めるもの
リモートワーカーの筆者が使うディスプレイは、仕事とプライベートの兼用である。プライベートでの用途は、主に映画やYouTubeなど動画鑑賞だ。ゲームはやらない。
筆者が新しいディスプレイを検討する際、基準にしたポイントは以下の5つ。
①画面の大きさ:現在と同等か少し大きいこと
プログラミングやパワーポイント作業の多い筆者にとって、最低でもFHD(1920×1080)の解像度が必要である。また、老眼が始まっている筆者にとって、高解像度でもノートPCのような小さな画面は、目が疲れてしまう。だから画面は、できるだけ大きくしたい。ただし、大きすぎるのも困る。机(横幅120cm程度)の上におさまり、視界からはみ出ない程度の大きさが理想。
というわけで、画面の大きさに対する条件は「現在と同等か、少し大きい程度」となる。
②映像の美しさ:映画鑑賞に問題がないこと
筆者の仕事は映像系ではないため、この条件はあまり重要ではない。
映画を観る時、気にならない程度の美しさであれば十分である。映像美を求める場合、4K(3840×2160)や8K(7680×4320)を選べば、自ずと映像の美しさも担保されるようだ。
しかし、4K/8Kにすれば画面は美しくても、価格はFHDよりも高額になってしまう。
③画面のなめらかさ:気にしない
これはリフレッシュレート(1秒間に画面が更新される回数)をチェックすることになるが、ゲーマーの人はこの数字を気にするようである。激しい動きのゲームにおいては、画面のなめらかさが重視されるので、リフレッシュレートの低いものはダメらしい。
しかし、筆者の仕事は文章を書くことやプログラミングが中心で、画面の中で映像は動かないから、リフレッシュレートはほぼ無関係だ。
でも、映画鑑賞においてリフレッシュレートは大事な要素では?
いや、大丈夫。そもそも映画のフレームレートは24fps(1秒間に24コマ)であり、2009年製三菱ディスプレイですら60Hzだったので、当時からクリアしていることになる。
2023年の今、60Hzを下回る製品もないだろうから、リフレッシュレートを気にする必要はないということである。
④画面の見やすさ:視野角が広いこと
これは新しいディスプレイを買いたくなった動機の一つなので、視野角は重視したい。
視野角の広さは液晶パネルの種類によって決まるらしい。代表的な液晶パネルの視野角と、他の特徴は次表の通り。
液晶パネルの種類 | 視野角 | コントラスト | 映像美 | 応答速度 | 向いている用途 |
TN | 狭い | 普通 | そこそこ | とても速い | ゲーム |
VA | TNよりは広い | とても高い | 良い | 普通 | 映像系 |
IPS | 広い | 高い | 良い | 速い | 多用途 |
ADS | 広い | 高い | 良い | 速い | 多用途 |
IPSとADSは、乱暴に言えば開発元が違うだけで原理は同じだから、特徴も同じになる。
上表より、視野角を重視するなら、IPSかADSを選択しておけば間違いないようだ。
また、IPSは後発ということもあって、液晶パネルの中では最もバランスの優れた液晶となっており、現在市場に出回っている液晶パネルの主流のようである。
なお、今まで使用していた三菱ディスプレイはTNだったので、視野角が狭いのは当然だったのだ。
⑤価格:できるだけ安いこと
これはまぁ当たり前の要件だろう。買いたいものはディスプレイだけではないし、筆者は金持ちでもない。必要なモノには投資するが、無駄使いはしたくない。要するに、コスパ重視である。
新しいディスプレイを探す
憧れの4Kディスプレイを物色
せっかくディスプレイを新調するのだから、2009年には手に入らなかった4Kディスプレイがいいなあ、ということで、4Kディスプレイを物色し始めた。
コスパ重視の筆者が検討した4Kディスプレイの候補は、Dellの「P2415Q」と、LGエレクトロニクスの「24UD58-B」の2機種。実際には購入しなかったので詳細は省略するが、使用中の三菱製ディスプレイと同程度のサイズだったのと、価格がリーズナブルなのが、候補に挙げた理由である。
リモートワークに4Kディスプレイは必要か?
筆者がディスプレイの画面を見ている時間の長さを思い出してみると、仕事をしている時間の方が圧倒的に長い。冷静に考えれば、ディスプレイは「仕事用」として選ぶべきだろう。
そして、仕事の生産性を上げたいと考えた時、4KとUW、どちらがベストな選択なのか?
パワーポイントにしてもプログラミングにしても、4Kである必要性は皆無である(実際に使ったことはないので偏見かもしれないが間違ってもいないと思う)。
趣味で映画鑑賞をするにしても、4K/8Kのコンテンツがどれほどあるというのか?
仮に4Kディスプレイを選んだとしても、4Kコンテンツが少なければ意味がない。生産性を犠牲にしてまで4Kを買っても、見たい映画タイトルがないんじゃあ、アホみたいだ。宝の持ち腐れとはこのことじゃあないか!?
(実際には4Kの映画タイトルは沢山ある。2023年7月現在、Amazon prime videoには795タイトルあり)
そう、仕事の生産性を第一に考えれば、4Kなんかよりも画面の横幅が広い、ウルトラワイドを選択すべきなのだ!
こうして筆者は決断した。
冷静にウルトラワイドを物色
「ウルトラワイド(UW)」型ディスプレイとは、アスペクト比が21:9のディスプレイのことである。通常のワイド型ディスプレイのアスペクト比は16:9なので、横幅がワイド型ディスプレイよりも約1.3倍広い。
横幅が通常のディスプレイよりも広いと、より多くの情報を表示できるのはもちろん、作業できる場所も広いということである。作業空間が広ければ、生産性の向上が期待できる。
ウルトラワイドディスプレイは、ディスプレイ界隈では少数派である。価格.comを検索したところ、ワイド型は1106件(そのうち4Kは231件)、ウルトラワイド型は74件であった(2023年7月時点)。
画面サイズに関して、筆者は使用中(ワイド型23インチ)に満足していたので、それと同等のサイズを探すことにした。同じワイド型であれば、同じインチ数のものを探せば済む話である。
ここで注意。ウルトラワイド型は名前の通りワイド型よりも広いので、同じインチ数のものを選ぶと小さいサイズになってしまうのだ。
インチだと解りにくいので、およそのセンチに変換すると、
23インチワイド = 51cm × 29cm
29インチウルトラワイド = 63cm × 29cm
34インチウルトラワイド = 80cm × 34cm
となる。縦の長さに着目すると、23インチのワイド型と同等サイズのウルトラワイド型は29インチということになる。
また、ウルトラワイドにおいて29インチは最も小さいクラスのようである。最小クラスとはいえ、ワイド型は23, 24インチが多数派であるし、筆者が使用中のディスプレイが23インチであることを考えると、縦の長さが同じ29インチのウルトラワイドは候補の筆頭となる。
なお、34インチはウルトラワイドの主流らしいが、縦の長さはともかく、80cmの横幅は机の上をかなり占めることになる。23インチで何ら不自由していない筆者には少々大き過ぎると思い、候補にしなかった。
ウルトラワイドモニターを探す
29インチ ウルトラワイドモニターの候補を整理
29インチのウルトラワイドモニターを2万~4万の価格帯で検討すると、次の4機種が候補に浮かんだ。29インチクラスで探すと、ほとんどLGエレクトロニクス製になるようである。
製品名 | 29WQ600-W |
29WP500-B | 29WP60G-B Amazon限定モデル |
29WL500-B Amazon限定モデル |
LUCA ILD-AW29FHD-B |
メーカー | LGエレクトロニクス | LGエレクトロニクス | LGエレクトロニクス | LGエレクトロニクス | アイリスオーヤマ |
価格(価格.comより) |
\30,078 | \26,235 | \35,402 |
\30,528 |
\39,459 |
解像度 | 2560×1080 | 2560×1080 | 2560×1080 | 2560×1080 | 2560×1080 |
表示領域 | 672×284 mm | 672×284 mm | 672×284 mm | 672×284 mm | 不明 |
応答速度 | 5ms | 5ms | 1ms | 5ms | 5ms |
輝度 | 250 cd/m2 | 280 cd/m2 | 250 cd/m2 | 250 cd/m2 | 不明 |
リフレッシュレート | 56~100Hz | 56-75Hz | 56-75Hz | 56-75Hz | -75Hz |
最大消費電力 | 28W | 25W | 33W | 27W | 48W |
入力端子 | HDMIx1 USB Type-Cx1 DisplayPort1.4x1 |
HDMIx2 | HDMIx1 USB Type-Cx1 DisplayPortx1 |
HDMIx2 | HDMIx2 DisplayPortx1 |
HDCP | 2.2 | 2.2 | 2.2 | 1.4 | 不明 |
スピーカー | 搭載 | なし | なし | なし | なし |
VESAマウント | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
比較すると、応答速度が1msの29WP60G-Bを除き、LGの3製品はパネルの基本性能はほぼ同じである。特に、29WP500-Bと29WL500-B(Amazon限定モデル)は酷似しており、価格もいい勝負だ。価格重視なら、このどちらかを選ぶことになりそうだ。
この2製品の違いは、輝度、消費電力、HDCPで、29WP500-Bの方が、輝度とHDCPの数字が良いことから、29WP500-Bの方が販売時期が新しいようである。
「HDCPとはなんぞや?」と思って調べてみたら、映像コンテンツの信号を暗号化する規格らしく、「2.2」は4K対応とのこと。しかし、上表のディスプレイはいずれも4Kではないので、HDCP2.2というのはどうでもよさそうだ。だから気にしないことにした。
消費電力は比較のポイントとした。というのも、冒頭にも書いたが三菱製ディスプレイの発熱量はなかなかで、夏場はディスプレイの上あたりに蜃気楼が見えるような気がする。それは大袈裟だとしても、部屋の温度が上がるくらいには熱くなる。消費電力が少ないということは、きっと発熱量も少ないはず。29WP500-Bと29WL500-B(Amazon限定モデル)はどちらも消費電力が小さいので、どちらも候補になりうる。
アイリスオーヤマのLUCA ILD-AW29FHD-Bはマニュアルを見ても仕様がはっきりしなかったが、消費電力が高く、価格も高いので、候補からは外した。
ウルトラワイドモニターを購入
そして、Amazonセールを待って購入したのが、
【Amazon.co.jp 限定】LG モニター ディスプレイ 29WL500-B ウルトラワイド
である。決め手は価格だった。
29WP500-Bの方が、消費電力や輝度など数字の面でわずかに優れている。しかし、同じ価格帯のディスプレイの輝度の違いなど、おそらく気付かないだろう。
と考えたので、Amzonセールの最安値で購入できる、Amazon限定の29WL500-Bに決めた。
通常価格は \30,528(2023年7月時点)であるが、セール期間中に購入したので \25,900 で買うことができた。5000千円以上の値下げは大きい。
Amazon prime dayなど、Amazonの大型セールは年に1,2回あるので、買う品物を決めている人にとっては狙い目である。
29WL500-B を使用した感想
筆者にとって大事な5つの評価ポイントについて、29WL500-Bを評価していこう。
①画面の大きさ
第一印象は「横に長い! これがウルトラワイドというものか!」だった。
見慣れない横長のディスプレイに、ちょっとした感動を覚えた。
縦の長さは、三菱製23インチワイド型と同じはずだが、カタログ上の数字では29WL500-Bの方が2mmほど短い。これは「現在と同等か少し大きいこと」の条件に反するのだが、実際に三菱製と並べてみると、差はまったく感じなかった。
②映像の美しさ
もとより、この価格帯のディスプレイに映像美は期待していない。29WL500-Bで映画を見たときの感想は「可もなく不可もなく」であった。
実際鑑賞に支障はないのは当然として、視野角が広いためか、以前のディスプレイよりも見やすくなった気がする。
コントラストが少々弱いのか、色の濃淡はあまり表現できないようである。色味は、以前の三菱製と比べると青色が強いように見える(三菱製が赤っぽいだけなのかもしれないが)。
色温度は相対的に低い感じだが、仕事でよく使うWord、Excel、Power Pointを利用する時は全く問題ない。
仕事用PCモニターとしての映像品質は、まったく遜色のないレベルである。
③画面のなめらかさ
もともと気にしていないポイントだが、一応評価しておくと、リフレッシュレートは75Hzに設定しており、映画を観る分にはまったく問題ない。
④画面の見やすさ
これはもう抜群である。旧い三菱製とは比べものにならない視野角の広さを達成している。IPS液晶は視野角が広いのが特長だが、横から180度に近い角度で見ても画面を認識することができる。文句なし。
⑤価格
Amazonセールのおかげで、通常よりかなり安く買うことができた。29インチウルトラワイドモニターの購入価格としては最安値の部類だと思う。
ディスプレイを安く買えたおかげで、他のガジェットを購入することもできたので大満足である。
ウルトラワイドモニターにして良かった!ベスト3
筆者の「ウルトラワイドモニターにして良かった!」と思う時、ベスト3を発表していこう。
第3位:ウィンドウを横に並べても見やすい!
当たり前であるが、ウルトラワイドモニターは横長なので、ウィンドウを2つ横に並べても、それぞれのウィンドウを狭く感じることがない。
たとえばExcelの場合、通常のワイドディスプレイで2つのウィンドウを横に並べた場合、Excelのリボンメニューは全機能が表示されないので、機能を呼び出す時に少々迷うことがある。また、ウィンドウ幅が狭いので、表示できる列の数が少なく、横スクロールの操作量が増える。
しかし、ウルトラワイドはワイドよりも横長なので、ウィンドウが半分のサイズでも、リボンメニューはほぼすべて表示される。もちろん、表示される列数も多い。
また、LG製ディスプレイには、「On Screen Control」という専用のソフトウェアが付属しており、このソフトウェアを使うと、複数ウィンドウによる画面の分割を、いい感じに自動的にやってくれる。
複数並んでいるウィンドウの幅を手動でいちいち調整するのは難しいし、手間であるが、On Screen Controlを有効にしておくと、ウィンドウをマウスドラッグして画面の左右どちらかに寄せていくと、左右ウィンドウの横幅を自動的に調整してくれるので便利だ。
第2位:シネスコサイズの映画を画面いっぱいに見られる!
これは購入前には意識していなかったのだが、ウルトラワイドのアスペクト比21:9は、映画でいうところの「シネマスコープサイズ(シネスコサイズ)」と同じなのである。16:9のワイド型ディスプレイでは、21:9のシネスコサイズの映像は画面におさまりきらないため、画面の上部に余白が入る。つまり、シネスコの映画をワイド型ディスプレイに映すと映像は小さくなってしまうが、ウルトラワイドでは、映像はディスプレイいっぱいに、余白の無い状態で映し出される。
縦の長さはワイド型と同じでも、映像はワイド型よりもデカく映せるのだ。「ディスプレイいっぱいに映る」という体験は、4Kディスプレイでも味わえないことなので、ウルトラワイドの恩恵をしみじみ感じることができる瞬間である。
このメリットは購入前には意識していなったので、ディスプレイいっぱいに広がる映像を見た時は感動ものだった。
第1位:パワーポイントの作業が快適になった!
ウルトラワイドにして心底良かったと思える瞬間は、パワーポイントを使っている時である。横長の画面は、パワーポイントの作業を本当に快適にしてくれる。
下の作業中パワーポイントのスクリーンショットは、上がワイド型、下がウルトラワイド型のものだ。
筆者は「図形の書式設定」と「アニメーションウィンドウ」をよく表示するのだが、ワイド型で機能ウィンドウを2つ以上開くと、スライドを表示しているエリアは圧迫され、スライド自体のサイズは縮小表示されてしまう。前回の投稿で紹介した「オリジナルパレット」も少ししか表示されないので、スポイトによる図形の塗りつぶしも少々やり難い。
一方、ウルトラワイドは横幅が十分に確保されているため、スライドは縮小されることなく画面いっぱいに表示される。オリジナルパレットもフルサイズで表示されるので、スポイトによる色選択もやりやすい。
生産性の高いディスプレイはどちらか、比べて見れば歴然だろう。
以前のディスプレイはどうなった?
以前愛用していた三菱製ディスプレイは処分せず、サブモニターとして現役続行中である。
三菱製ディスプレイは故障したわけではないので、ご覧の通り、サブモニターとして有効活用している。ウルトラワイド+ワイドの2つのディスプレイによって、生産性はさらにアップだ(旧い方は発熱して熱いので、なるべく使わないようにしているが)。
マルチモニター化すると情報量は増えるのだが、画面が広過ぎて、時々マウスポインターを見失ってしまうのはご愛敬、唯一のデメリットである。
ウルトラワイドモニターはリモートワーカーの特権!?
一般的に、会社で使っているディスプレイはワイド型がほとんどだろう。ウルトラワイド型のモニターを支給している会社は稀だと思う。ということは、会社のオフィスでウルトラワイドモニターを使う機会は、普通は訪れないはずだ。
一方、作業環境を自身で整える自宅であれば、ディスプレイは自分好みのものを選べるので、ウルトラワイドモニターを使うことは可能だ。言い換えれば、ウルトラワイドを使って仕事ができる環境とは、在宅勤務=リモートワーク以外にないのではないか!?
つまり、ウルトラワイドモニターを選べるのは、リモートワーカーの特権と言える。
どうせ自宅にリモートワーク用の環境を用意するのなら、この特権を活かさない手はない。
画面が横に広いウルトラワイドモニターは、在宅勤務の生産性を引き上げてくれる。特に、パワポの作業環境は間違いなく快適になる。
ウルトラワイドPCモニター、お勧めである。
最後まで読んで頂きありがとうございました。